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commonと2PACの繋がりは? The Hate U Giveの映画がポイント [HIP HOP]

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面白そうな映画がある。

The Hate U Giveだ。

主演は
アマンドラステンバーグそして  
commonも出演する


コモンが出演して映画のタイトルが2パックのThug lifeからとられたタイトルなら絶対みたい日本のB-BOYは多いはずだ。


コモンと2PACの繋がりはおそらくなかったはず、それが少しの接点でもこの映画で繋がる事が両方のファンにとっては嬉しいのだ。



つまりThe Hate U Giveは
ヒップホップファンも必見の映画だ。
コモンはThe Hate U Give(ザ ヘイト ユー ギブ)でどのような演技をするのか?またサントラも気になる。


これから話題になりそうな映画
The Hate U Give

その他にも実力派アクター達が
主演
アマンドラ・ステンバーグ
レジーナホール
ラッセル・ホーンズビー
KJ Apa
アルジェ・スミス
ラマージョンソン
イッサラエ
サブリナカーペンター
コモン
アンソニー・マッキー

作者はAngie Thomas


黒人差別問題にも通じる作品かもしれない。

日本語英語で読むと
ザ ヘイト ユー ギブ。

ストーリーは
ブラック・ライブズ・マター運動、警官による黒人の殺害、ストリートギャング、ラブストーリー、白人と黒人の恋愛のようだ。

文芸賞:全米図書賞ロングリスト


アメリカにある社会問題に挑むこのThe Hate U Giveの日本公開はあるのだろうか?





ハリウッドの白人優先主義「ホワイトウォッシング」は日本ではあまり馴染みがない。

ホワイトウォッシングとは白人以外の登場人物を白人の俳優が演じること。


人種のるつぼであるアメリカでさえ、「ホワイトウォッシング」を擁護する者もいる。

擁護するのは、たいていは差別される側に立ったことがない白人だ。

だが、「ホワイトウォッシング」より深刻で、さらに誤解を受けやすいのが
BlackLivesMatter 「Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)」のムーブメントであり、プロテストである。





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Black Lives Matterは直訳すると「黒人の命 “は” 大切」となるが、これでは本当の意味と背景が分からない。

この言葉が表しているのは、「これまで人種差別と白人特権により白人の生命のみが尊重され、黒人はいとも容易く殺されてきたが、黒人の生命 “も”また、同等に大切なものだ」という主張だ。

発端は無抵抗の黒人少年が警察官に射殺されたからであり、立て続けに無抵抗の黒人が白人警察官に射殺された事件もきっかけとなった。




そのデモの中では白人警官5人が元軍人の黒人スナイパーに狙撃され亡くなった、、というさながら白人と黒人の抗争のような最悪な運動になった。

白人警官5人が狙撃された事件もあり、白人の間からは、「命が重要なのは、黒人だけじゃないだろう。白人の命だって重要だ」と「White Lives Matter」といい出す者もいる。



白人の命は、コロンブスがアメリカ大陸を「発見」したときから、先住民よりも優先されてきたし「重要」だった。

アメリカの黒人たちは、「同等の権利が欲しい」と求めているだけなのだ。それなのに「逆差別だ!」と怒る白人。






原作である小説『The Hate U Give』


ティーン向けのYA(ヤングアダルト)小説だが、その枠を超えて、多くの年齢層で高い評価を得ている。

それが映画化されよりわかりやすくなったのだろう。

高い評価を得ている

主人公は、16歳の黒人の少女Starrだ。

低所得層が多い黒人街つまりゲトーに住んでいるが、裕福な白人が多い私立高校に通っている。

バスケットボール選手のStarrには、クラブで仲が良い女友だちもいるし、白人のボーイフレンドもいる。けれども、子ども時代の友だちや近所の人と接しているときの自分と学校での自分は、態度も言葉遣いも異なる。


高校では、本当の自分を押さえ込んで別の自分を演じなければならないという心理的なプレッシャーが常にあった。


Starrの母親は病院に勤務するベテラン看護師で、父親は街で唯一のコンビニを経営している。

ボーイフレンドのChrisが住む街に住むことが可能な収入があるのに、コミュニティのために尽くすことを誓う父は引っ越しを拒否し続けている。

気が進まないまま連れて行かれた地元のパーティで、射撃事件が起こり、Starrは幼なじみの少年Khalilの車で家まで送ってもらうことにする。

Khalilは伝説的ラッパーTupacをとても尊敬していて2パックについてStarrに語る。


そして警察が現れ、、、


小説では物語は展開していく。



この映画、そして小説のタイトルである『The Hate U Give』は、1996年にヒップホップ抗争と思われる銃撃で亡くなったTupac(2パック)の作ったフレーズ「Thug Life」から来ている。



Thugとは、インドの秘密犯罪結社を由来としたもので、「強盗、悪者、ギャング」の呼び名だ。


だが、現代の音楽では「Thug Life」というフレーズでヒップホップ的な生き様を表現する。



これについて、Tupacはかつて、「The Hate U Give Little Infants, Fuck Everybody(おまえたちが幼い子どもたちに与える憎しみ。おまえたちみんな、くそったれだ」の頭文字を取った略語だと説明した。




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ヒップホップと密な関係でもある、この映画はセレブアピールや薬物アピールの多い作品に警鐘を鳴らしているようにも思える。

社会に対してのメッセージもラップの強みだ。


無抵抗の黒人が警察官に射殺される事件がアメリカでは後を絶たない。

だから、黒人の大人たちは、Starrの両親のように子どもに「警官との接し方」を教えなければならないという。

黒人が生まれ持った苦労や葛藤、その周りにいる味方をしてくれる白人を含む人達の葛藤。

ストリートギャングによる黒人同士の抗争など、様々な問題がいまだに残っている。



とても暗いテーマだが、白人やアメリカ社会への怒りだけを描いた作品ではない。


何があってもStarrの味方をする白人ボーイフレンドのChrisのキャラクターも含め、最終的に希望を感じさせてくれるところが、この小説の魅力だ。



この小説が映画化によってどんなメッセージを投げ掛けるのだろう?
またThe Hate U Give
日本での公開はあるのだろうか?

コモンの演技やサントラも気になるところだ。


情報を待ちたい。
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しかし小説は日本語役の小説もあるので、まずは小説を読む事をおすすめしたい。


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